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聖徳太子1400年御聖忌記念 歴史楽劇「和を以て貴しとなす -幻説 聖徳太子-」公演を成功させたい
- 冠位十二階や憲法十七条などの制度を整えることで、後世に続くこの国の文化的な基盤を築き上げた聖徳太子。
令和3年(2021)はその聖徳太子の1400年御聖忌にあたります。
今回、聖徳太子の1400年御聖忌を記念し、少しでも多くのお客様に聖徳太子の考え方や日本という国の成り立ちを知っていただきたいと考え、この公演を企画しました。 -
クラウドファンディングに挑戦する背景
- 舞台制作は総合芸術と言われるように出演者だけでなく脚本、演出、振付、音楽、美術、衣装など多くの多くのクリエイターと大道具、音響や照明といった技術スタッフの協力があってこそ完成されます。
コロナ禍において客席数の制限などがあり予算確保が厳しい状態ですが、私どもの考える最高の出演者とクリエイターに依頼することを決めました。
このクラウドファンディングで集まった資金で、少しでもクオリティの高い作品の提供を目指します。
また、より安全で安心な状況の中でお客様に観劇していただくために、
出演者スタッフのPCR検査等の劇場のコロナ対策にも資金を活用させていただきます。
新型コロナウイルスの蔓延で、多くの舞台役者、クリエイター、技術者が仕事の機会を失い、劇場の休館、イベントの中止などで劇場文化が衰退する危機にある中でも、この劇を公演することで出演者やスタッフの雇用機会を維持し、劇場文化を守っていきたいと考えています。 -
「和をもって貴しとなす-幻説 聖徳太子-」の稽古が始まりました
- ついに!台本が完成し、歴史楽劇「和をもって貴しとなす-幻説 聖徳太子-」の稽古が始まりました。
まず、最初に顔合わせをし、作・演出の北林佐和子先生から作品のあらすじ、本作品の
聖徳太子像などが説明されました。
また、大阪城天守閣館長の北川央先生からは、歴史に関しての説明をしていただきました。 -
- 今回、一般参加のゴスペル(クワイヤー)を募集し、作品に関わっていただいてます。
初めて舞台に立つ方や、何度もゴスペルを歌っている方。様々な方が参加されました。
総勢32名!
何度も稽古して作品のクオリティを上げて行きます。
「ただ、歌うだけじゃない!」場面の雰囲気はもちろんの事。何を表現するのか。
クワイヤーの皆様に、本作品を説明しております。 -
- 稽古場の感染症対策もバッチリ!
入る前の検温。消毒。マスクの着用はもちろんの事。
休憩中には換気を必ず行っております! -
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フライヤーが出来ました!
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- 歴史楽劇「和をもって貴しとなす-幻説 聖徳太子-」の広報フライヤーが出来がりました。
え!?歴史物??と言うイメージからかけ離れたデザインに仕上げてもらいました!
近鉄アート館の前のチラシラックや、近鉄百貨店内14Fレストラン街、あべのハルカス美術館の前に
設置しております。
見かけたらぜひ、手にお取り下さい! -
「聖徳太子を知ろう!inてんしば」でPRしてきました
- 10月10日天王寺てんしばで開催されました「聖徳太子を知ろう!inてんしば」にて「和をもって貴しとなす-幻説 聖徳太子-」のPRをしてきました。
当日は天候にも恵まれ、多くの方がてんしばに来られておりました。
そんな中、今回出演されるTAEKO GLORYさん、RENさん、そして和GOSNATIONの皆様で16:15から約20分程、ゴスペルを歌いました。 -
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歴史楽劇という新しい取り組み
- ー聖徳太子と歴史楽劇ー
聖徳太子。誰もが知る歴史上の人物。
かつて一万円札の顔として親しまれました。
1400年前「和をもって貴しとなす」と宣言。日本の礎を築いた人として知られていますが、その人生は謎が多く、伝説の彩りゆえに実在性を疑う向きもあります。
本作品は歴史的観点に想像の翼を広げ、聖徳太子の功績、愛そして人生に迫ろうとする舞台です。
太子の国際性、ダイナミックな思想を表現するため、演劇、歌劇など異なる分野の俳優を起用。さらに迫力の生演奏とゴスペルの手法を用いたコーラスを配します。
名づけて歴史楽劇。新しいエンターテインメントの誕生です。 -
あらすじ
- 西暦6世紀末から7世紀。古代日本は争乱の中にあった。
政治と宗教をめぐる戦い、そこに有力豪族の権力争いが絡む。
さらに巨大帝国、隋が朝鮮半島に繰り返し出兵し、その脅威は日本にも迫っていた。
冠位十二階、十七条憲法、遣隋使など大胆な発想で理想国家建設を夢見た聖徳太子。
そして息子、山背大兄王。
二代にわたる壮大な挑戦、愛と悲劇を
歌劇、演劇、ゴスペルの融合による新感覚の演出で描く。 -
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公演概要
- 【開催日時】
2022年1月21日(金)~23日(日)
◇1月21日(金)19:00~
◇1月22日(土)15:00~
〇1月22日(土)19:00~
〇1月23日(日)13:00~
◇1月23日(日)17:00~
※ ◇:妹尾和夫 出演日 〇小久保びん 出演日
【上演時間】
120分
(1部・2部の構成、途中休憩あり)
【開催場所】
近鉄アート館
〒大阪市阿倍野区阿倍野橋筋1-1-43
あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階
公演の詳細、お問い合わせはコチラから👇 -
【キャスト・スタッフ】
- 作・演出:北林 佐和子
監修:北川 央(大阪城天守閣館長)
【キャスト】
桜花昇ぼる
妹尾和夫
紅壱子
伊瑳谷門取
未央一
若木志帆
鳴海じゅん
TAEKO GLORY
妃那マリカ
實川ふう
Mya
坂上享
大谷加奈子
小久保びん
MIHO(ダンサー)
REN(コーラス)
元岡衛(ピアノ)
和GOSNATION(ゴスペル) -
作・演出:北林佐和子のご挨拶
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◇作・演出 北林佐和子◇
【プロフィール】
古典を活かした流麗な脚本、それと相反する現代的でスピード感あふれる演出。独自の世界観は「打打打団 天鼓」「京おどり」ほか、演劇、レビュー等、様々な方面に広がり、近年では異ジャンルの芸能を組み合わせた「GOTTA エンターテインメント」など、担当した作品は世界二十ヵ国1000公演を超える。2020年小説の分野で佐々木喜善賞(遠野文化賞奨励賞)受賞。
【挨拶】
和のこころとは何か
歴史楽劇「和をもって貴しとなす」
ストーリーテラーとして、ゴスペル・クワイヤを起用します。聖徳太子といえば、仏教を積極的に国づくりに生かし、その興隆に尽くした人。その聖徳太子を描くドラマにゴスペルとは、少し疑問に思われるかもしれません。
確かにゴスペルはキリスト教宗教音楽として歌われてきました。しかし、そもそもはアメリカの奴隷制度が合法化されていた時代、アフリカ大陸から強制的に連行された人々の救いの音楽として発展したものです。
一方、聖徳太子。
太子が少年だった頃、仏教の受容を推進する崇仏派の蘇我氏と、外来宗教である仏教を排除し日本古来の神祇信仰を守る事に固執した排仏派の物部氏とのあいだで戦が生じました。結果は太子も与した崇仏派の勝利に終わりましたが、太子がその後、神を排除した事実はありません。
十七条憲法第一条「和をもって貴しとなす」は、単にいさかいを避けるという意味ではなく、相反する立場の人間が意見を交換し、そこから生まれる何かを受容していくこと…そのように思い至り、演出としてゴスペルまたは演劇、歌劇、洋楽器、和楽器等、異なるジャンルのせめぎ合い、融合を意図的に仕掛けることにしました。
どのような融合、或いはぶつかり合いが生まれるか、ご支援ご高覧のほどお願い申し上げます。
作・演出 北林佐和子 -
主演の挨拶
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- ◇出演◇
桜花昇ぼる
【プロフィール】
奈良県斑鳩町出身。
元OSK日本歌劇団トップスター。
大阪の春の風物詩として知られる「春のおどり」をはじめ、大阪松竹座、京都・南座、東京・新橋演舞場・日生劇場などで主演。愛知万博、上海万博、ミラノ万博にも出演。
日本舞踊名取「花柳寛おう昇」、講談師「旭堂南桜」としても活躍。
乗馬4級。
その他、テレビ、CM、ラジオ、ライブなど多数出演。
高石市羽衣天女PR大使。
【ご挨拶】
2016年に台湾で開催されました『台感!ニッポン』と言う観光PRイベントで私の出身であります奈良県斑鳩町の魅力を発信する為のステージに出演いたしました。
そのステージを演出下さいました北林佐和子先生やお客様がいらっしゃる夜のお食事会で
「聖徳太子1400年御聖忌の年に、北林先生が書かれる聖徳太子の舞台に出演したいです」と公言してしまいましたが、それが現実となりました(笑)。とても嬉しいです‼️
癒される空気、素晴らしい景色、豊かな歴史、聖徳太子が築いた平和の祈りが込められました世界遺産の法隆寺があります斑鳩町で育った私が、子供の頃から遊んでいた山が実は宮内庁管轄の山背大兄王(やましろのおおえのおう)のお墓『三井岡原古墳』だったのです(笑)
本公演では、私は聖徳太子と息子の山背大兄王の2役を演じます。
この公演の会場、近鉄アート館は四天王寺のお寺の側で、正に聖徳太子ゆかりの地です。
ご縁に導かれ、素晴らしいキャストの皆様と聖徳太子が苦しみの中から見つけようとした平和への願いを斬新に表現し、挑戦出来ますこの舞台を是非沢山の方にご覧頂きたいです💛
この度、クラウドファンディングを実施されるという事で、チケットの先行販売やDVD、ポスターなどのグッズも用意してございます。
厳しいエンターテイメント業界の応援を是非ともよろしくお願いいたします! -